【イベント】安全のための知識と技術 公開講座

イベント概要

イベント 平成30年度『百万人の山と自然 安全のための知識と技術 公開講座』
日時 2018年6月6日(水) 18:30~20:30
場所 エル・おおさか
プログラム 1.山岳の魅力と危険を考える ~日本にも氷河があった~
   富山県立山カルデラ砂防博物館 学芸課長
   飯田 肇 氏
2.山岳遭難の現場から
   長野県警察山岳遭難救助隊長
   櫛引 知弘 氏
主催 公益社団法人日本山岳ガイド協会
費用 無料

 

レポート

 日本山岳ガイド協会主催の『安全のための知識と技術 公開講座』。昨年に引き続き今年度も参加させていただきました。

 ちなみに昨年度のプログラムはこちらです。昨年は、イッテQ!でお馴染みの国際山岳ガイドの角谷道弘さん。そして今年度もご登壇された長野県警察山岳遭難救助隊長の櫛引知弘さんがご登壇されていました。

 今年度1つ目のプログラムは、富山県立山カルデラ砂防博物館 学芸課長の飯田肇さんによるご講演です。飯田さんは以前ブラタモリ『#88 立山 ~北アルプス・立山は なぜ神秘的?~』にご出演されていた方です。ご講演では、これまで日本にないと言われた氷河が発見されたことについて説明いただきました。2012年4月に日本で初めて3つの氷河が認められ、続く2018年1月にはさらに新たな3つの氷河が認められたことにより、日本には合計6つの氷河が現存することになったそうです。その場所が氷河であることを知った上で登山をするとまたいつもの山とは違った印象になりそうです。

2012年4月 雄山東面 御前沢雪渓
剱岳東面 三ノ窓雪渓
小窓雪渓
2018年1月 真砂岳南東面 内蔵助雪渓
剱岳北東面 池ノ谷雪渓
鹿島槍ケ岳北東面 カクネ里雪渓

 

 2つ目のプログラムは昨年に続き、長野県警察山岳遭難救助隊長の櫛引知弘さんのご講演。長野県の昨年(2017年)の遭難による死亡者数は60名だそうです。改めて考えてみると趣味としてのスポーツで、ここまで人が亡くなるスポーツもそうはないですよね。そう考えると登山は常に死と隣り合う危険なスポーツであるということが言えるかもしれません。遭難した人へのアンケートでは、同世代の他の人より運動能力が高いと感じている一方で、普段のトレーニングについては負荷の低いウォーキング程度しか行っていないという結果がご紹介されました。自分の体力を過信せず、普段から負荷の高いトレーニングを心がけることが重要であると改めて感じさせられました。ご講演の最後に実際の救助活動の様子を撮影した動画をご紹介いただので、こちらに掲載しておきます。

北アルプス白馬岳における単独滑落遭難

中央アルプス宝剣岳における道迷い遭難

北アルプス栂池におけるバックカントリースキーヤー、スノーボーダー3名の山岳遭難救助活動

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